2009年 04月 09日
村尾隆介さんの特別講演会
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はじめまして。中川政七商店 広報担当の伊丹です。
なかなかブログを更新しない(笑)社長の中川を少しフォローできれば。と思い、
これから度々登場しますので、どうぞよろしくお願いします
さてさて、早速ですが、4/8(水)に大阪で行われた、
小さなブランドの専門家、スターブランド村尾隆介さんの特別講演会のゲストとして、中川が招待され、対談形式で少しだけ出させていただきました。
村尾さまは、スマートな雰囲気とやさしい笑顔を兼ねそなえた方で、すごくポジティブな強いエネルギーを発信されていました!
すでに著書を2冊執筆され、アマゾンでも分野別で1位になるなど、売上も好調。
小さな会社にとってのブランディング専門家としてコンサルティングやセミナーなど各方面でご活躍されています。
「すべてのプレゼンは、聞き手が楽しめるエンターテイメントでなければならない。」
というご自身のお言葉通り、わかりやすくしっかりとした内容+受講者が飽きないおもしろさで、受講者のみなさんも真剣にかつ、楽しんでらっしゃるようでした。
今回の講演会のテーマ:「小さな会社のブランド戦略」
誰でも人に好かれたり、いい評判をもらったりできるとうれしいですよね。
今回は村尾さんによる、「社会モテ」する会社の作り方です。
その中から私が気になったことについてお伝えします。
①ブランドとは?
スターブランドにとっての「ブランド」の定義
⇒ビジネスに関わるすべての人を「ファン」にする、研ぎ澄まされた経営
会社の商品、お店、社長、スタッフなどに対し、取引先の人、地域の人、これから入社してくる人、辞めた人など関わる人すべてが「ファン」になるような経営。ということです。
これを聞いた私の印象↓
(確かに理想的な状態だけれど、それってすごく難しいのでは?
ビジネスをしていく上では、言わなくてはならないこと、しなくてはならないことは自然と出てくるし、すべての人を「ファン」にするなんて、不可能では?)
たしかに難しいことだと思います。「すべて」というのが特に。
けれど、「ファン」の数を増やすことであれば、努力次第でできることではないでしょうか。
そして、その積み重ねで「すべて」に近づけるのではないでしょうか。
商品、スタッフ、社長、お店…外部の方はいろいろなシーンで中川政七商店の一部分に触れています。
つまり、ひとりひとりがばっちり見られているのです。そして、その限られた情報の中で、会社を判断してしまいます。
ということは、会社の端から端までに「正しい」仕事が行き渡っていることが必要になります。
逆に考えると、みんなが会社に沿った尺度での「正しさ」で各自の仕事に取り組むことで少しづつ「ファン」を増やせるのです。
中川政七商店の社員がもっている「中川政七商店こころば」には、中川が大切にしていて、常に社員に心がけてもらいたい項目が記されています。
その一番最初に掲げられているのが、この「正しくあること」です。
ちなみに、村尾さんは1日に1人、自分の「ファン」を作ることを日課とされているそうです。
すると、1年で365人の自分のファンができる。
ステキですね!
100人以上いる中川政七商店のスタッフが全員、1日1人の「ファン」を作れたら。。
1年で36500人以上の「ファン」ができることに…。すごい数字です。
②会社にまつわる見えない「矢印」に気づこう!
モテる会社には周りからの内側に向かった「矢印」があるそうです。
それがブランドのチカラ、ということ。
幸いにして中川政七商店には、内側に向いた「矢印」がたくさんあります。
営業スタイルにしても、こちらから新規で営業をしていくというやり方はとっていないにも関わらず、「取引をしたい。ノベルティやオリジナル商品を作ってほしい。コラボレーションしたい。」という声はたくさんの企業からいただいています。
納期や条件が合わなかったりで実現が難しいものが多いのですが、
それでもまた同じ会社の方から、ご要望をいただいたりします。
取材も月平均20件近くいただいています。
これは、「ファン」と呼べる人がたくさんいらっしゃるということで、
企画、生産管理、営業、直営スタッフなど、会社や商品に関わるすべての人がこれまで積み上げてきた結果です。
これからもその矢印をもっとたくさん、もっと大きくできるように、さらに積み上げられるよう、社会からモテるための努力、ていねいにこつこつとしていきたいと思います。
③FUN=FAN!
では、「ファン」を増やす簡単な方法とはなんでしょうか?
村尾さんによると「自分たちがメチャメチャ楽しく仕事をすること!」とのこと。
誰でも楽しく仕事をしていきたいですよね。
でも、自分の仕事に楽しみを見出すのはそれぞれ個人の仕事。
そして、それを最大限にできるような環境づくりが会社のやるべきこと。
それぞれの努力と会社の努力でメチャメチャ楽しい会社にして、強いブランド力をつけていけたら最高ですね。
ここでも中川政七商店のこころばをひとつ。
その十:楽しくやること
ちなみに、講演会冒頭でワークシートに記入する時間があったのですが、そこでの「大切にしているコトバ」に対する中川の回答は、「正しく、楽しく」でした。
つくづく、村尾さんと中川の大切にしていることはすごく似ている!と感じた一日でした。
村尾さん、たくさん勉強させていただきました。
どうもありがとうございました!
なかなかブログを更新しない(笑)社長の中川を少しフォローできれば。と思い、
これから度々登場しますので、どうぞよろしくお願いします
さてさて、早速ですが、4/8(水)に大阪で行われた、
小さなブランドの専門家、スターブランド村尾隆介さんの特別講演会のゲストとして、中川が招待され、対談形式で少しだけ出させていただきました。
村尾さまは、スマートな雰囲気とやさしい笑顔を兼ねそなえた方で、すごくポジティブな強いエネルギーを発信されていました!
すでに著書を2冊執筆され、アマゾンでも分野別で1位になるなど、売上も好調。
小さな会社にとってのブランディング専門家としてコンサルティングやセミナーなど各方面でご活躍されています。
「すべてのプレゼンは、聞き手が楽しめるエンターテイメントでなければならない。」
というご自身のお言葉通り、わかりやすくしっかりとした内容+受講者が飽きないおもしろさで、受講者のみなさんも真剣にかつ、楽しんでらっしゃるようでした。
今回の講演会のテーマ:「小さな会社のブランド戦略」
誰でも人に好かれたり、いい評判をもらったりできるとうれしいですよね。
今回は村尾さんによる、「社会モテ」する会社の作り方です。
その中から私が気になったことについてお伝えします。
①ブランドとは?
スターブランドにとっての「ブランド」の定義
⇒ビジネスに関わるすべての人を「ファン」にする、研ぎ澄まされた経営
会社の商品、お店、社長、スタッフなどに対し、取引先の人、地域の人、これから入社してくる人、辞めた人など関わる人すべてが「ファン」になるような経営。ということです。
これを聞いた私の印象↓
(確かに理想的な状態だけれど、それってすごく難しいのでは?
ビジネスをしていく上では、言わなくてはならないこと、しなくてはならないことは自然と出てくるし、すべての人を「ファン」にするなんて、不可能では?)
たしかに難しいことだと思います。「すべて」というのが特に。
けれど、「ファン」の数を増やすことであれば、努力次第でできることではないでしょうか。
そして、その積み重ねで「すべて」に近づけるのではないでしょうか。
商品、スタッフ、社長、お店…外部の方はいろいろなシーンで中川政七商店の一部分に触れています。
つまり、ひとりひとりがばっちり見られているのです。そして、その限られた情報の中で、会社を判断してしまいます。
ということは、会社の端から端までに「正しい」仕事が行き渡っていることが必要になります。
逆に考えると、みんなが会社に沿った尺度での「正しさ」で各自の仕事に取り組むことで少しづつ「ファン」を増やせるのです。
中川政七商店の社員がもっている「中川政七商店こころば」には、中川が大切にしていて、常に社員に心がけてもらいたい項目が記されています。
その一番最初に掲げられているのが、この「正しくあること」です。
ちなみに、村尾さんは1日に1人、自分の「ファン」を作ることを日課とされているそうです。
すると、1年で365人の自分のファンができる。
ステキですね!
100人以上いる中川政七商店のスタッフが全員、1日1人の「ファン」を作れたら。。
1年で36500人以上の「ファン」ができることに…。すごい数字です。
②会社にまつわる見えない「矢印」に気づこう!
モテる会社には周りからの内側に向かった「矢印」があるそうです。
それがブランドのチカラ、ということ。
幸いにして中川政七商店には、内側に向いた「矢印」がたくさんあります。
営業スタイルにしても、こちらから新規で営業をしていくというやり方はとっていないにも関わらず、「取引をしたい。ノベルティやオリジナル商品を作ってほしい。コラボレーションしたい。」という声はたくさんの企業からいただいています。
納期や条件が合わなかったりで実現が難しいものが多いのですが、
それでもまた同じ会社の方から、ご要望をいただいたりします。
取材も月平均20件近くいただいています。
これは、「ファン」と呼べる人がたくさんいらっしゃるということで、
企画、生産管理、営業、直営スタッフなど、会社や商品に関わるすべての人がこれまで積み上げてきた結果です。
これからもその矢印をもっとたくさん、もっと大きくできるように、さらに積み上げられるよう、社会からモテるための努力、ていねいにこつこつとしていきたいと思います。
③FUN=FAN!
では、「ファン」を増やす簡単な方法とはなんでしょうか?
村尾さんによると「自分たちがメチャメチャ楽しく仕事をすること!」とのこと。
誰でも楽しく仕事をしていきたいですよね。
でも、自分の仕事に楽しみを見出すのはそれぞれ個人の仕事。
そして、それを最大限にできるような環境づくりが会社のやるべきこと。
それぞれの努力と会社の努力でメチャメチャ楽しい会社にして、強いブランド力をつけていけたら最高ですね。
ここでも中川政七商店のこころばをひとつ。
その十:楽しくやること
ちなみに、講演会冒頭でワークシートに記入する時間があったのですが、そこでの「大切にしているコトバ」に対する中川の回答は、「正しく、楽しく」でした。
つくづく、村尾さんと中川の大切にしていることはすごく似ている!と感じた一日でした。
村尾さん、たくさん勉強させていただきました。
どうもありがとうございました!
by trillinm_jun
| 2009-04-09 19:25
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